GANTZ −映画−

 姉上が映画の鑑賞券をくれましたー***ヾ(≧∇≦)ノ"***
 「これでSPを観ておいでよ」って二枚。きっと誰かと観ておいでって気をつかってくれたのでしょう。
 ....だがしかし!丁度都合のいい上映時間がもぅ終わっちゃうってことでまず「GANTZ」を観てきました。えぇ、1人でも映画行く人なんです、私。


 実はっちゅーか、原作はちゃんとは読んでないんです。やたらセリフに「ちっちゃい"ッ"」が多いのが気になるのと異星人がヒトの背を裂いて内臓出してなんか醤油的なモノをつけて食べてるのをみて「あわあわ(゜ロ゜; 」ってなっちゃって、あんまし踏み込まないようにしてました。

 映画は原作ファンの方たちからしたらエログロが全くもって足りない、物足りないんでしょうね。アレもコレもカットかよ、って。
 でも、あわあわしてた私はあれぐらいでよかったです。

 子ねぎ星人は不思議な不気味さでした。でも追い詰められて殺されて親激怒って子熊を殺されて激怒して人に襲いかかる親熊と似てる気がするんです。ほんとにねぎ星人はワルイのかな?殺さなきゃいけないのかな?

 田中星人はコワイ。ほんと恐かった。けどなんか笑える。笑えるけどあんなん後ろから追いかけてきたらやだなー絶対、やだなー!!!!(゜ロ゜ノ)ノ


 銃やガンツスーツって「完璧・最強」ではないんですね。引き金を引いて少したってから発射される銃や丈夫ったって貫かれるスーツ。
 でも人間って少しでも「スゴイモノ」に出会うと「自分の力」と勘違いして仕舞いには天狗の鼻をぼっきり折られてしまう。そんな役をやらせたら上手いですね、ニノって。



 もし、もしも本当にこんな世界があったとしたら自分はどんな選択をするんだろう。
 だってまず、もう「死んで」るんだもの。完全に死んでしまうより辛いことを重ねてそれでも絶対に甦られるなんて保障はどこにもなくて。
 田中星人でいろいろぐちゃぐちゃになる前に逝けたおばあちゃんと甥っ子の方がよっぽど幸せなんじゃないか?それでも自分のため、他人のためにミッションに転送されていくのかな。


 後編は映画オリジナルなんですよね。なんだかいろいろ叩かれそうな予感ばりばりですけど公開されたら観に行こうと思います。私なりの視点で楽しみたいと思います。