血の饗宴 −芝居−

 こあの養成所に通ってた頃の知り合いさんが出はるお芝居を観て来ました。


 「血の饗宴」劇団 空∞羽
 中世ヨーロッパに実在した残虐で美しい伯爵夫人の半生をモデルに、多彩なダンスシーンを交えノスタルジックに空∞羽独自の世界観を描きます


 とのコト。おおぅタイトルからしてどっろどろしてそうですねぇ。
 いつもダンスがスゴイので楽しみですε=ε=ヘ(;゜∇゜)ノ


 少し早めに会場の駅に着いたのでマクドゴハンを。一緒に観に行ってくれはった方とおしゃべりしながら食べてたら結構いい時間になってしまいました、これはちょっと急がねば!(*゜ロ゜)

 ギリギリ会場に着いて、開いてる席こちらですって通された席はまん前でしたw( ̄△ ̄;)wちっかー!

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 予想を裏切らぬ「赤黒さ」
 全体的にベージュでまとまったそれぞれの衣装に血の「赤」が凄く映えます。踊りの際にふわぁっと広がる伯爵夫人エリジェベートのスカートがもんっすごくキレかった(∇ ̄〃)。o〇○
 若さを求めるために村の娘を集め、生き血を絞りとるエリジェベート。
 しゃぶる指に光る指輪、傘の縁取り、抱いたぬいぐるみの首のリボン...村の娘を1人ずつ集めて まるでハーメルンの笛吹きのように城まで連れて行くシーンではそれぞれの「赤」が。そんな「見せ方」がとってもおしゃれでした。

 お話だけすらっといったらもしかしたら30分ぐらいでいけそうなカンジですがそれの合間合間に濃厚なダンスシーンが。そのダンスがまさかの一番前の席だったのでスンゴイ近いし、舞台と同じ段だったのでその振動がそのまま来る、来る!w(゜ロ゜;wちょっと贅沢( ̄∇ ̄*)ゞ

 濃厚な世界を楽しませて戴きました。


 夫も姑も男もなにもかも思い通りにならない。
 そのくせ娘を600人虐殺するまで止まれなかったほどの実行力。
 小さなことでも何か満たされるコトがあれば、もしくはそんな大事をする力がなければ「こんなこと」にはならなかったのかもしれない。