人生とタマゴのお芝居

 +α≒ドルチェ 第2回公演「HALF−BOILED〜人生はハードボイルド・タマゴはハーフボイルド〜」というお芝居を観て来ました。

 こあのお友達が出演するのです、意気揚々とでんでんタウンのインディペンデントシアターに乗り込みました!
 「○○さんでチケットお願いしてるのですが」
 「・・・・○○さん・・・という方はうちにはいないんですが・・・・」
 「Σ( ̄ロ ̄|||)・・・・まさか、のまさかでしょうか?(←ココであれ?オカシイ、もしかしてもうイッコの方かとやっと気付く)」
 「まさかのまさかではないでしょうか。」

 友人が出演する会場はインディペンデントシアター「1st」の方なのに何を思ったのか「2nd」の方だと思い込んで意気揚々と行ったわけです。でまた、「2nd」でも同じ時間帯で違う公演をされていたのです。友の劇団名はこんな名前ではなかったハズだ。あぁはずかしぃぃ(//・_・//)気付けば受付で後ろに人並んでるしぃぃ。。゛(ノ><)ノ
 
 「1st」まではちょこっと歩くのですが、無事着いて自分の名前での取り置きチケットがあるという安堵感(´▽`)



 入選せずにかえってきた自分の絵、おじいちゃんのアトリエから追い出されてしまうかもしれない不安、自分から離れていくあの人。
 そんな女性のもとに3人の子供がやってくる。一流校に入ることが余命いくばくもない母へのせめてもの親孝行と勉強を頑張るつばさ、一生懸命描く気持ちはあるのにどうしようもなくヘタなひなちゃん、あまりしゃべる事もなくなったつばさと親友になり、ひなちゃんのスカートをめくり、「あなたには(絵の)才能がある、描き続けなさい」と言わしめた不思議クン、たいが。
 年齢や体、形は「オトナ」といえど何もかもが中途半端でこの3人の「コドモ」と何かかわりがあるのだろうか、境界線はどこなんだろうか。一年ごとに自画像を描いてずらっと並べてもドコがココからって分かるもんでもない、得て手放して少しずつ成熟してゆくー。


 観やすく、最後らへんは少しホロリ(゜ーÅ)として、中途半端だってトコは自分にも重なってぐさぐさ(´□`)⇒っときたりして面白いお芝居でした。
 何様だって言われるのを承知で申しますとイッコだけ。「ホント?」って「セリフ」を言ってから反応する、誰かから何かを言われての言葉や体の反応ではなく「あぁ『セリフ』を言ったな」と思うトコが少しあってちょっと残念でした。
 も あとイッコだけ。悪気がなく何かを壊す芝居ってのは難しいんですね。視線を違うところにやっておきながらナニかをやらかす為の手はからぶってますよってゆう。あれは舞台の上で変な汗が出るだろうなぁ。


 劇団の皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました、ご馳走様でした(ともゆっておこう)